そんな大したことじゃないんだけど。


何かを思い出せそうで思い出せないとき、

必死で思い出そうとすることは脳みそにいいらしい。

特に、考えに考えてやっとこさ思い出せた瞬間、

脳はものすごーく活性化するらしい。

本当かどうかわからんけれど、昔学校の先生がそう言っていました。


中学校の英語の試験の英単語の問題で「国際交流」と書けというのがあった。

当時英語は得意科目で、しかも凄く見覚えのあるはずの単語で、時間中さんざんねばったんだけど思い出せなかった。

脳は活性化したけれど思い出せそうで思い出せなかったことがあまりに悔しかったので、「international exchange」という単語は絶対忘れないことにした。


今日も一つ試験を受けてきた。筆記試験:SPIみたいなのと、一般常識。

一般常識に国語があった。


作者を問う問題。

・「老人と海」

・「菜の花や月は東に日は西に」

・「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」


常識問題なんだけど。。。出てこない。

おかしいおかしい。


ロシア人の作家の名前を片っ端から並べても出てこない出てこない。

国語便覧の菜の花と月の写真は浮かぶのに出てこない出てこない。

「針やはらかに春雨ぞ降る」は出てくるのに出てこない出てこない出てこない。


高校時代、国語便覧は娯楽でした。

すみずみまで読んで楽しんでました。

nanoの「なの」は「菜の花」のナノなのに。

「菜の花や」は大好きな句だったのにー。


出てこなかった。


帰りに本屋に駆け込んで岩波文庫の棚の前で崩れ落ちました。がっくり。

脳の活性化とかどうでもいいからすんなり出てきて欲しかった。。。



二度と絶対忘れない。


ヘミングウェイと与謝蕪村と正岡子規。


絶対忘れない。


今夜は久しぶりに便覧読んで寝ることにする。